| 乗車列車&関連画像 |
 |
| 1033D特急(ワイドビュー)ひだ13号飛騨古川行 |
 |
| 飛水峡 |
 |
| ワイドビューな眺め |
岐阜駅のコンコースでは、お土産のお菓子などを販売する台が設けられていた。そこで、小腹を満たすためにと、あんまきと跳り鮎を購入した。あんまきは、どら焼きの皮であんこを巻き寿司のように巻いたお菓子であり、本来は愛知県は知立の名物だ。一方、跳り鮎は鮎を模ったあんこ入りの焼き菓子だ。登り鮎というお菓子もあるが、それの類似品なのだろうか。
私はそれらを持って、4番線ホームへと向かった。しばらく待っていると、名古屋方から白い顔をした列車が入ってくる。これが私が乗車する特急(ワイドビュー)ひだ13号である。
特急(ワイドビュー)ひだ号は、名古屋と高山、飛騨古川、富山を結ぶ特急列車である。現在、高山本線の角川〜猪谷間が水害のために富山まで行く列車はなく、高山か飛騨古川で折り返しとなっているから富山まで行く列車はない。
名古屋方面から来た列車が高山本線に入るためには、線路の敷設の関係でここ岐阜駅にて折り返させねばならない。したがって、私の乗車する10号車は一番後の車輌として入線したが、出発するときは一転、先頭車となって出発した。
昨日、(ワイドビュー)南紀に乗車したときは、先頭車は普通車指定席車であったが、きょう乗っている(ワイドビュー)ひだの先頭10号車はグリーン車である。こちらは、個人的には右側の車窓が好きなので、運転席とは反対側のC席が好都合で、今回はそちらを選んだ。そのおかげで、あんまきを頬張りながら犬山城を、跳り鮎を頬張りながら飛水峡をしっかりと見ることができた。
それにしても、前面からの眺望は迫力がある。高山本線という路線の特徴が、より迫力を増しているといっても良かった。渓谷を横切る鉄橋や、トンネルを抜けたときの開放感は名状しがたいほどに素晴らしい。
温泉で有名な下呂を過ぎても、なお両側を山に挟まれた狭い空間を縫うように走る。強かった日差しが西に傾き、右の車窓から眺めると、水田に列車の影が映る。徐々に両側の山が遠のき、線路際には人家が目立ち始める。一直線に伸びるその先には、左右に広がる高山駅の構内が広がる。列車は、1番線に到着した。
|