| 乗車列車&関連画像 |
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| 8001D特急(ワイドビュー)南紀81号紀伊勝浦行 |
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| 松阪駅 |
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| ワイドビュー |
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| 車窓 |
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| 熊野川、まもなく新宮 |
松阪駅では、朝食には遅い目だが名物駅弁の「元祖特撰牛肉弁当」を購入した。それを持って跨線橋を渡る。程なくして入線したのは、特急(ワイドビュー)南紀81号である。
所定より2分遅れの10時19分、松阪を出発する。今回は、指定席を取ってあり、先頭車の最前列を陣取った。通常なら運転席とは反対のD席なのだが、紀勢東線を南下するなら運転席背後のA席も捨てがたい。何せ紀勢本線は紀伊半島の外周を行くから、南下する場合は進行方向左手、すなわち運転席背後のA席側に海が見えるのである。そうであるならば、運転士の背後になるとはいえ、A席もありなのではないかという結論に至った。したがって、私の席は、1番A席である。
ワイドビューとは、JR東海が窓を大型化し、眺望をよくした特急列車の列車愛称として用いられる言葉だが、前面を眺望するのもワイドビューであろう。確かに私の席からの眺望は、横だけでなく前もワイドビューであった。
多気を過ぎて、松阪で買った「元祖特撰牛肉弁当」を食べる。冷めていて肉は固くなってしまっているかと思えば、そうではなく、実に柔らかい。弁当箱の蓋の裏に冷めても柔らかい状態にするのに試行錯誤を繰り返したのだと逸話が載せられていた。
紀伊半島の外周を通るとは言ったものの、実際車窓に映る景色は山の中であって、海など見えない。三瀬谷などという名の駅まで通るが、これがその名の通り谷間にあるようなところに建っており、海とは無縁のようである。
山を登ったり下ったりと峠を越えて行くような感じで進む。長いトンネルを抜けると、列車は下りにかかる。そして左奥にようやくチラッと青い海が見えだした。列車は、紀伊長島駅に停車する。
ここからは、海の見える区間と山の区間が交互に連続する区間となる。海の見える区間は主に駅のある集落を通過するときで、それ以外は山かトンネルを行く。降水量の多いことで知られる尾鷲を出ると、大曽根浦を通過する。大曽根浦では、湾を挟んで対岸を見ることができる。こういう入り組んだ地形は面白い。
列車が新鹿の海水浴場付近を通過する。見下ろす感じだが、きょうは天気も良く、お盆の真っ只中とあって多くの人が集う。そういう風景を見ると、夏を感じて、遠出をしたように思う。
熊野市駅まで来ると、視界が開けてくる。三重県の南端まで来るとほぼ直線に線路が延びていく。大きな熊野川を渡ると、まもなく新宮で、ここからはJR西日本のエリアに入る。
新宮を出ると、終点の紀伊勝浦まではノンストップだが、途中の紀伊佐野駅で、遅れている新宮行のオーシャンアロー5号と行き違いをするためにしばらく停車する。また、その先の宇久井駅では名古屋行の(ワイドビュー)南紀6号との行き違いをした。終着の紀伊勝浦には5分遅れで到着した。
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